[Fusion360 Tips]
サッカーボールをモデリングしてみました。五角形と六角形のサーフェスをコンポーネントにしてアセンブリを組むのがポイントです。最初に面の角度を決めてから球体の中心点を定義し、回転で球体面作成、面を置換、ミラーコピー、円形状パターンコピー等を使って全体を構築しました。
1.五角形と六角形の配置
五角形サーフェスのコンポーネントを空のファイルに挿入します。
続いて六角形サーフェスのコンポーネントを挿入。五角形のエッジ中央で回転ジョイントを付与します。
同様にしてもう1つ六角形サーフェスのコンポーネントをを挿入して少し回転させておきます。
六角形サーフェス同士も回転ジョイントで繋ぎます。
こんな感じで面同士の角度が決まります。
2.球の中心点を定義
六角形サーフェスの中央に面に垂直な構築線を追加します。
2つのエッジの通過点を使って構築点を作成。これが球体の中心点になります。
3.球体作成
六角形サーフェスの頂点2つと中心点を通過する構築平面を作成します。
作った構築平面にこのようなスケッチを描いて回転させ半球を作ります。
サーフェスモードで半球の平面部を削除して球面だけを残します。
4.六角錐ボディと五角錐ボディの作成。
中心点と六角形サーフェスをロフトで繋ぎます。
五角形の方も同様に。
面を置換コマンドで六角形と五角形の平面部を球体に沿わせます。
フィレット追加。
5.ボディの配置。
六角錐ボディを円形状パターンコピーで複製します。
ミラーコピー。
ミラーコピーしたものをさらに円形状パターンコピーで複製しています。
これの繰り返しで全ての六角錐ボディを配置します。
六角錐ボディの側面を使って中立面（構築平面）を作ります。
作った中立面を使って五角錐をミラーコピーします。
円形状パターンコピーで複製。
これの繰り返しで全ての五角錐ボディを配置します。
詳細な手順は動画で説明しています。
3D-CAD：Autodesk Fusion360
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