Fusion360ではボディを右クリックして「プロパティ」を選択するとその要素に関する様々な情報を得ることができます。その中に「境界ボックス」という項目があって対象要素の大きさを知ることができるようになっています。
この値、実際の大きさとは微妙に異なっているのですが、図のような寸法で定義されていない異形の物体の大きさを素早く知るのには非常に便利な機能になっています。
今回は異形な形状の最外形寸法を得るのに製造(CAM)機能を使って境界ボディを取り出すということをやってみました。
1.製造環境で切削加工シミュレーションを行い、その結果をストックとしてSTLファイルで保存する
2.メッシュ環境に作ったSTLファイルを取り込み、ソリッドボディに変換する
このような手順で作っています。
本来は両面加工をするような場合に効率的なパスを作るための機能なのですが、このような応用の仕方もあるのですね。参考になれば幸いです。
操作の詳細はYouTubeでご確認ください。
【立体設計通信07】
またコミュニティフォーラムにも情報を上げています。他の方法も投稿されていますのでご参考に。
3D-CAD:Autodesk Fusion360
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